雨雲レーダー
どうやら台湾は今日からが本格的な梅雨入りとなるらしい。
宿の液晶テレビから流れる天気予報を見て、台湾人の女の子が日本語で教えてくれた。
テレビ画面に映る雨雲は台湾島よりも遥かに大きく、数週間先まで消える見込みはないと。
まあ素人が雨雲レーダーなんて見てもよく分からんけれど、梅雨って聞くと無性にお茶漬けが食いたくなるのは俺だけなのかな。
空とにらめっこしながら町を散策した。
やはりこんな天気の中、近場で歌えるのは駅の地下道以外なさそうだ。
この台南駅の地下道、どうやら超定番スポットらしく、この町へ来るバスカーはほぼ全員ここでやっているんだそう。
宿のオーナーが「みんな一万円は稼いでいるね」と言っていた。
今日の路上を含め、ここで歌った三日間の合計が250元(1000円)だなんて吉野家の店員にも言えない。
一度宿へ帰り後半戦に備えシャワーを浴びた。
雨が降れば夜市はやらないみたいだけれど、とりあえず支度だけはしておくことに。
まるで暴風警報発令中で先生からの連絡を待って自宅待機してるみたいな気分。
しかし結局夜市が開かれることもなく時間だけが過ぎ、もう一度地下道へ行こうにもこんな雨の中ギターは濡らせない。
調子乗って1週間分の宿代を払ったことが悔やまれる。
まあどのみち来週から野宿は避けられないだろう。
明日、朝飯を歌いに行くことも。
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