ホーチミンで所持金200円なんて親には言えない。
ごめんお母、間違えた俺。
さて、小林郁蔵です。
僕は先日ベトナムのハノイからホーチミンまでの、約50時間にも及んだスリーピングバスの中で知り合い、仲良くなったオーストラリア人のトロイにマジでバッドなことをしちまった。
あれはおととい、到着したばかりのホーチミンで飯代なくて目の前の公園で歌ってた時、「ヘイメン」と聞こえ、振り向くと着替えたばかりのトロイが俺に声をかけにきてくれた。
俺は金入らなすぎてふてくさってタバコばっか吸っていたので、ギターを片付けてトロイの部屋でワッツアップをトゥゲザーした。
言葉はやっぱり分からないけれど、一緒にギターを弾いた。
トロイはリズムが走る。おまけに、俺がフゥー!とかイェー!とか言うと、どんどん加速する。それがおかしかった。
なんとか宿代を稼いだ。
トロイとは、「また明日、この時間に」と約束し、蚊に刺されまくりながら安宿のドミトリーで眠った。
次の日。
俺は朝飯を歌いに路上へ行った。
宿の近くの公園にあるとても大きな広場の街灯の下、夜でもいけちゃうようにそこを選んだ。
場所はとても悪い。人はそれとなくいるが、みんなベンチに座ったままゆっくりしている。
本音を言うとベンチを爆発させたい。でも、近くを通りかかった人が俺のそばまで来てくれて歌が終わった時にお金を入れてくれた。
探せばもっといい場所はたくさんあるだろうけれど、ここも悪くないと思い夜11時までぼちぼち熱唱した。
その間に一度、トロイが友達を連れてやって来ていた。
俺はその時、バカな選択をしてしまったと今でも後悔している。
ま、ブログをはじめますので皆さんどうか宜しくお願い致します。